不思議な話一覧

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夏休みの宿題

 改めるまでもないが、以下の話は聞いた話を再構築したものである。 「存在しなかったやつと一緒に遊んだことある?」  私はある、と塩津さんは言う。  中学二年生の夏休み、場所は北陸の海沿い。当...

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いい人

 よくない知らせは突然だった。酒もタバコもやらない。おかしな薬も持病もない。  僕が知る限り、僕の周りでは限りなく頭も身体もまともなやつだった。ついでに一番巨根。  ICUから抜けたそいつはい...

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初耳です初見です

 幽霊は見えないが、オーラが見えるという女の子がいた。  知り合いの当時の彼女で、チエちゃんという非常に献身的で明るい人だった。  僕はてっきりスピリチュアルな人だとばかり思っていたが、そうで...

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挨拶は大事

 僕は知らない人によく挨拶をされる。  すれ違いで深い意味なく交わされる会釈や人違いの話ではない。  僕の目つきが悪過ぎて、ついつい頭を下げられてしまった場合でもない。  ただ、そんなときはよく...

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少年となにか

 気、開運、法則、波動、チャネリング、パワースポット……  僕は、スピリチュアルな方面に関してあまり明るくない。  ただ思うところ、宇宙からのメッセージをダイレクトに受信しているような人に限って言...

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事情通

 なにもテレビで流すわけでなし、BPOもPTAも僕には関係ない。  散々、不謹慎なを書き散らかして今さら感はなはだしいが、事件やなんやでアレな話。  以前に書いたアレやコレやで、僕は転生については...

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アンリーダブル

 駅の改札で人と待ち合わせをしていた。  時間は夕方の5時か6時ぐらいだったと思うので、まとまった人が小さな波を作っては改札を通り抜けていく。  迎えの車を待っているのか、改札を出てすぐに僕と...

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ただ不思議な話

 浜田は180センチ、85キロの巨漢である。  どちらかといえば象に似ている男である。  先日彼の結婚報告があり、数年ぶりに新宿で顔をあわせた。  怖い話はないかともちかけると「基本的にそういう...

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小さいおじさん

 赤月さんがテレビを見ている時だった。  ふっと鼻先でお線香の匂いが漂った。  振り向くと、ジュース缶ほどの大きさの中年男性が、コタツの上で胡坐をかいていた。 「しんじゃろか、な」  赤月さん...

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