どうでもいい話一覧

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ヒミツ

 今日も跳んでる。  ピョンピョン、ピョンピョン跳ねている。  ピョンピョン、ピョンピョン、ピョンピョンピョンピョン——  前に見てから二週間。いや、一ヶ月かな。一週間……?  蝶々じゃない。...

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ざんない三昧

 団子、饅頭、おにぎり、マシュマロ、ゆで玉子、ご利益のない大仏、縁起でもない福助、誤解招き猫、ラリパッパ星人……。  よくぞまあ、人様を好き勝手呼んでくれるものだと思う。最後の方なんか、もはやあだ名...

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アブダクトちゃん

 未確認飛行物体は、全てU.F.Oになる。  屁理屈コネ回す天邪鬼なら「UFOを信じますか? 」と問われて、信じますと前置きしたあげくそんなことを言うだろう。 「UFO見たことある?」  急にそ...

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見初められて

 実家に帰省したときだ。  と、いうよりは用事があったので、日中におもむいただけだが。  当時、実家からそれほど離れていないところで暮らしていて、メインの移動手段は原付だった。  実家へ向かう道...

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U.F.Oの作り方

 勤め先だったとある店で、閉店後にゴミをまとめていた。  もうシャッターを閉めた店の入り口で一人作業していて、気配を感じて振り返る。若い男性が一人立っていた。ワカメみたいな頭だ。  なにやら言...

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アンバランス

 歳を重ねると弱くなる。年々、弱ってくる。もう虫の息。常におねむ。  あれだけ嫌がっていた病院にも、自ずから足を運ぶようになってしまう。  そのときは耐えられない高熱に、歩いて15分程度の病院へか...

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ふぁむ・ふぁたーる

 元同僚のハルカは、自分の母親と仲が悪い。  べつに継母というわけではない。実の母だ。  存在自体に生理的嫌悪感を覚えるほどで、一般的なソレではなく、もっと乾いた険悪さだという。 「人が言う...

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袋はイロイロ大事で謎

 僕には父方の祖父の記憶がない。  生まれたときには、すでにこの世を去ったあとだった。父でさえ、あまり記憶がない時分に他界しているのだから仕方ない。 「私も生まれる前におじいちゃん亡くなってる...

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ダウジング

 実家近くに、かつて古いお屋敷があった。  固く閉ざされた観音開きの大きな扉、敷地内を隠し持つような高い壁、銛状に先の尖った囲いとそれらに絡みつくツタ……。  周りはあり触れた民家の中で、それは一...

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二号さんとおデート

 金もない。男同士でナニするわけにもいかない。  知人のオオタニと連れ立って真夜中に徘徊……お散歩していた。  自然と二人の足は、ニシノという共通の知人の家へと向かっていた。  ニシノがまだ独身...

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欲張りな結果

 夜寝る前、部屋にコップ一杯の水を置いておく。  朝起きたときにコップの水が減っていれば、その部屋にはいい霊がいる。  逆にコップの水が増えて溢れていたら、悪い霊がいる。  こんな話を知人の...

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なすりつけ

 慣れない、似合わない、それしか持っていない……  スーツ姿で帰ってきたある日のこと。一人フリーマーケットに興じていた。  まあ、中々お目にかからないであろう賞味期限の切れたタバコ、しわくちゃのレ...

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