八十八ケ所巡礼の一つの或る寺での出来事

記事:ソロキャンプ
お名前:楽人さん

 もはや麦秋の趣きとなりました。

 私はパラレルワールドを我に感じた事もありますが、三十路より山行に勤しんでいる61歳の独り身です。
 金融系ホテルに勤めていた頃、私は自然の中で我が身を謳歌していました。
 今は都内在住ですが、まだその頃は生地香川県にいて、その遡る事十数年の頃に八十八ケ所巡礼の一つの或る寺での出来事も類似していますね。
 戦国時代は土地の豪族が長宗我部の軍勢に攻められ、最後に開城したとか、その名残りの寺の始まりのようですが、奥に進むにつれ異様な空気に包まれて前を向く事にも躊躇していた矢先、岩をくり抜いた墓場に地味な髪型と和装の女性達を見て摂りました。
 其の面立ちは地味では有るが知性的な風貌、私の遠方からの友人は一瞬で沈黙、目はおろか顔も臥せました。察した私もすごすごと退き帰しましたけど、岩場をくり抜いたその菩提を今も思い出すだけで気を重くします。

 貴方は物の怪に会ったのかと思えますね。自然賛歌の貴方の人柄を感じて森の精霊が忠告しに来たのでは。
 この様な事は著名な方々は直ぐに理解します。
 人間社会に毒された者ほど聴き流して終います。

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