管理人口上
おかげさまで「人から聞いた怖い話」も4年と11ヶ月を迎えることができました。
これもひとえに読んでいただける皆様のおかげ。感謝してもしきれません。
当初はこんなにアクセスがあるとは(現在PC/スマフォ総PV数ほぼ1800万)思っておりませんでした。
私のごく個人的な楽しみのサイトになると思っておりましたので、たかが個人サイトにこんなにもアクセスがあるとは恐縮しきりでございます。
「こんな話があるわけない」、「幽霊がいるとしたら原始人の霊魂は?」、「動物・植物に魂はないのかよ」はたまた「それは精神病の類だ」
いくつもコメント・メッセージを頂きました。有難うございます。
ただ私は、誰かが仰ってますかのように「嘘かマジかは問題じゃない」を信条といたしておりまして、ことの真偽にはさほど興味がございません。
なぜなら私がお話を伺いまして、先方が真しやかに嘘を吐かれても、嘘のような真実を吐かれても、私にとっては大差が感じられないのです。
お話を拝聴する私には、真偽をはかることが非常に野暮ったく思えるのです。
あぁ。例を出しましょうか。
あなたが。
あなたがおいくつで、どんな学校に職場に環境におられるかわかりませんが。
隣に座る人が「ある人/ある女性/ある男子/ある同性に恋をした」と打ち明けたとしましょう。
えぇ。貴方はそれを聞くでしょう。
どんな人? どんな感情? きっかけは? どうしたい? きっとこのような質問をするでしょう。
それと同じことなのです。私にとっては。
愛してるの? と 視えるの? は同義語なのです。
愛していたの? と 視えたの? に違いはございません。
誰が違いを説明できるでしょう?
さて。
前口上が長くなってしまいました。
いくつかご質問/ご確認を。
ぐるりとお部屋を見回してください。
異変がございませんか?
ぐるりと思い返してください。
今まで不思議な体験はございませんか?
説明のつかない経験はございませんか?
あるいは。
勝手に冷蔵庫が開いていることはありませんか?
深夜の衝突するような音は聞こえません?
カーテンの隙間がいやに気になりませんか?
天井は見ない方がいいですよ。四隅なんてもっての他です。
赤ちゃんの泣き声のような家鳴りがしませんか?
お風呂に入ると消したはずのテレビの音がしませんか?
シャンプーのときに奴らは見ています。5センチの至近距離から見ています。
誰しもが俺は/私は大丈夫と思うものなのです。
真っ暗い穴に落ちる時は、得てしてそういうものだったりしませんか。
ふいに死にたいと願うときはありませんか。
人間も、幽霊も、悪意に限度はございません。身を守る術なんて代物は存在いたしません。
善人も悪人も偽善者も小悪党も、貴方も私も、すべからく惨めに死んでいくのです。
願わくば悪霊になってまでこの世に未練を残しませんように。
それまでの間、当サイトで多少でも暇つぶしをして頂ければ望外の喜びでございます。