女にまつわる怖い話一覧

ハッピー、メリー

 私は策士なの、麻妃さんは言う。    ×   ×   ×   ×   ×   ×    とある職場での話。  そこではパートやアルバイトの女性が多く、入れ替わりも多かった。  三十代...

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「冥福祈られちゃってるよー」

 久保谷真美は今年で二十五歳。事務職。笑うと歯列矯正中のワイヤーが見える。  2chで体験談を投稿することが趣味だという。  ほぼ全てが強姦の体験談だった。 「ただレイプされるのは私じゃないの。...

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助けてもらえなかったら、楽しく人生を送ることもできなかった

 今は東京でモデル事務所に所属する比屋根さんは、東北地方の田舎の出身だ。  彼女は一度だけ霊体験があるという。  ストーカーや交通事故などの怖い体験は他にもあるが、霊と思わしき体験はその一度だけだ...

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舐めすぎじゃない?

 パァーン――鼓膜を殴りつけるような音に宮野は我に返ったそうだ。  見回すと、自分が赤信号の青梅街道のド真ん中にいることを知った。  訳がわからなかった。  四車線の大道路。  宮野が立つ車線...

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まじめなおとこ

 小倉が六年ほど勤めた会社が、ようやく派遣社員を数名採用することになったという。  数年彼女がおらず出会いの機会もなかった小倉は静かに歓喜した。  遊びのつもりは毛頭ないマジメな男である。誰かと付...

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Twitterの裏垢

 裏垢とは「裏のアカウント」を指し、オープンにできない情報(愚痴・悪口・オタク趣味)を公開するTwitterのアカウントである。  誰しも裏の面をもち、また厄介なことにその表情を誰かに知ってもら...

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ヤマちゃん

「どうして仲良くなったんだっけなぁ……。たぶんヤマちゃんが入学式のあとに話しかけてくれて、そこから仲良くなったんじゃないかなぁって思います。それともAちゃんを介して仲良くなったのかなぁ」  十年以上...

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純哉と真奈美

 石崎は二十四の時、パチンコ店で純哉と知り合ったという。 「同い年だったし、なんか空気も似てたんだよね」  開店前の列に並んでいるうちに自然と仲良くなっていった。  石崎は当時不真面目なフリータ...

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ボスママから食い物にされた結果

 重野さんは当時四歳の娘さんがいた。  今から三年ほど前だが、旦那さんの転勤により都内某区に引っ越すことになったそうだ。  実家から離れた場所で、友人も近くにいない。  心細い重野さんを迎え入れ...

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色情霊

 多枝子さんは胸の形がよくわかる、Vネックのストライプ柄シャツを着こなしていた。化粧の匂いが鼻の悪い私にも届いた。  メニューを眺めている時、ベージュのブラジャーがちらりと覗いた。 「金縛りがずい...

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絶交

 菅原さんは以前勤めていた職場に仲の良い同僚がいた。友人と呼んでも差し支えない二歳年上の女性だった。  職場が倒産し(小さい編集プロダクションだった)次の勤め先はバラバラになったものの仲は変わらずだ...

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転職。

 金成さんはこの春に転職をした。迷った末での転職だった。  そして新しい職場で二つ年下の女性と顔を合わせる。元カノだった。最初気づけなかった。特徴的だった鼻は低くなり目が釣り上がっていた。顔が変わり...

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笑い女

 赤城さんが東京に引っ越す前に経験した話。  旦那さんの仕事の関係上、赤城さんは引越しが多かった。滋賀県は北部にある町に住んでたときの話だという。  その町に引っ越して数日、片付けに終わりが見...

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紅い花

 紗恵さんは五年前に交際相手を病気で失っている。  長い時間を経て、紗恵さんはようやく好きな人が出来た。  彼との初めてのデートの帰り道、紗恵さんは空に浮かぶ奇妙なものを見た。    紅い花...

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レリゴー

 杉並区某所。  伊吹さんは深夜、防犯灯少ない道を歩いていた。長年共に働いた同僚への送別会の帰りだ。ひどく酔っ払っていたという。  お酒を控えようと決めたばかりだったというのに、いつものように大酒...

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病い重い想い

 桐絵さんはかつて女子高生だった頃、人生で最高の片思いをしたという。  文字通り、胸が張り裂けそうな思いだった。  何かに取り憑かれたかのように夜な夜な彼の名前を呟いた。  顔が見れなければ涙が...

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デンジャラスな女

 端沼さんは三十四歳。自然豊かな九州地方出身である。現在は東京にて事務員を七年されている。  はっきり申し上げて彼女は悪趣味である。  彼女は周囲に「危ない人」だと思わせる目的の為、通勤に利用する...

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軽やかな呪い

 麦田さんは独特の顔立ちをしている。  可愛いといったわけではなく、かといって不器量というわけでもない。  年齢は教えて頂けなかったが二十代にも三十代にも思える。  幼い喋り方は、若さを演じてい...

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激安五十分八千円

 小暮は六年前まで風俗狂いだった。  給料の大半を個室ヘル○・ピンサ○・出張ヘル○に注ぎ込んでいた。  会社員になりたての頃、先輩に風俗を教えられてから一気にのめり込んだという。 「女いなかった...

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可愛い女の子

 友人の石田の紹介で会った、白川さんは可愛らしい女の子だった。  この時、私は『怖い話』を求めていない。  それどころか異性に敬遠されがちなこの趣味は口に出していない。  たわいのない話を聴きな...

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バレンタインにまつわる怖い話

 吉田さんはモテる。  正面からでも横顔でも、並外れた美貌で、水もしたたると言っても過言ではない。  中学、高校時代はバスケ部のキャプテン、大学在籍時には雑誌の読者モデルにスカウトされる。  ...

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怖い女

 正確には人から聞いた話ではない。  見かけた話と聞いた話だ。  ある日電車に乗った。そこそこに混雑した車内だった。  ありがちではあるが出入り口の脇のスポットには、不法侵入を守るように陣取る男...

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昔の恋人

 藤田は社会人になってから八年目の三十歳。仕事は中古車両販売。未婚で両親に限らず親戚一同から結婚を急かされるのがここのところの悩み。  ワイシャツの袖からはよく日に焼けた腕があらわになっている。 ...

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今までも一度も考えたことないんだけど

西山明子は去年飛び降り自殺を図ったという。 「もう面倒くさくて……」 当時西山は結婚をしていたが、それ以外に恋愛中の男が一人、セフレが一人いたという。 「誰にもバレてなかったんだけど、気持ちがグ...

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