『別府』による怖い話一覧

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中央線にて、立川から新宿方面に乗っている時。

 太郎君が中央線にて、立川から新宿方面に乗っている時。  時刻は十九時前だった。  席はちょうど埋まっており、太郎君はドア前のバーを...

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マサさん

 マサさんは唐突に実母から三ヶ月前まで不倫をしていたと告白された。  当時、彼のお母さんは五十八歳。  相手は近所のコンビニの店長だった...

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ハーゲンダッツのナッツが入ったアイス

 北上さんは学生の頃から社会人一年生にかけて付き合っていた彼がいた。 「うちの学科で一番センスが良かったの。服装も音楽も。私は田舎者だった...

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激安五十分八千円

 小暮は六年前まで風俗狂いだった。  給料の大半を個室ヘル○・ピンサ○・出張ヘル○に注ぎ込んでいた。  会社員になりたての頃、先輩に風俗...

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コンビニ

 平河さんは視える人だ。  彼女の近所には最近、オシャレなイタリアンバルができた。  お店はビルの一階に入っており、二階から最上階までは...

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長い台詞

 エイジさんは言う。 「パソコンから寝息が聞こえてる気がするんだよねえ。もちろん俺は大人だからそれが気のせいだ幻聴だってわかってるんだよ。...

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最低の飯

「怖い話はないけど、今まで口にした最低の飯の話でいいか?」  小川は今まで口にした最低最悪のものを簡単に説明した。  それは駅前の喫煙所...

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長風呂

「東京のなにが嫌って、お風呂が狭いとこよ。七万円もかかるマンションなのにユニットバスなのよ。地元だったら3LKDにだって住めるのに」  杉...

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小学校教師

 福島県の郡山市で小学校教師をされている伊上さんから聞いた話。  伊上さんが長年働く小学校でも、学校にまつわる七不思議の話しはもちろんあっ...

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東中野

「ほら新しくアトレ出来たでしょ? あの前あたりに」  宮本さんが乗り換えの為、東中野駅を通りがった時だ。 「路上ライブをしている人がいた...

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あなたは強い子立派な子

 ありがちな話ではあるが辻クンが中学三年生の頃、クラスでイジメがあった。 ターゲットは朝比奈麗子(無論、仮名)という可憐な名前を持つが、地...

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映画館 二題

 赤城が一人映画館に出向いたときのこと。  楽しみにしていた大作SF映画を鑑賞しながら、スクリーンの汚れが気になったそうだ。  白くぼう...

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深夜の満員電車が趣味

 田邊さんは仕事一筋の中年男性。スーツがよく似合う。  酒も煙草もやらない。  唯一の趣味は、深夜の満員電車だ。人が多ければ多いほど格好...

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出遭う人

「ピンクなのよ、ピンク」  織田さんは学生の頃、友人たちと山奥の温泉街に旅行した。  旅館の周りを散策していると谷にかけられた吊り橋を見...

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インターネットの履歴

 一人っ子の井口さんはお盆の帰省時、両親が最近購入したパソコンの動作確認を頼まれた。  原因は単純にプログラム過多だったのでアンインストー...

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小規模なレンタルビデオ店

「霊なんてその時までは見たことなかったんですけど」  保科君は眉を顰めながら思い返した。  同じ大学の友人が辞めるということで、それを引...

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悲しい話

 高宮さんは幼少時、鬼に攫われたことがあるという。 「はい?」  私が笑って聞き返すと、彼女は黙ってシャツをめくり、臍を見せた。  臍...

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小さいオッサン 二題

 安田さんが歌舞伎町の風林会館前を歩いている明け方。  酔っ払って寝転んでいるホストを熱心に見つめる、サラリーマンが立っていた。  安田...

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表札

「貴志って書いて『きし』って読む苗字。珍しいでしょう?」 山田さんは向かいのお宅のことを話してくれた。 「昨年引っ越してきたの。とっつき...

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ストーブ

 今は東京の量販店勤務の猪俣さんは学生の頃、東北在住だった。  アパートの部屋には石油ストーブがあり、基本的にそれで暖をとる。エアコンは使...

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踊っていた。

 新宿駅。  草野が帰路にて小田急線南口を通りかかった時。  離れた位置からでも、隅の柱脇に女物の浴衣を着た人がいるのはわかった。 (...

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あーおーいーさんみゃーくー♪

 久留さんは改札を出た時、傘を会社に忘れてきたことを思い出した。 (帰ったらすぐにお風呂だなぁ)  濡れることを覚悟した久留さんはコンビ...

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ダルマ

 斉藤さんは大手建設会社(それはもう、私が逆立ちしたって入れない会社である)の経理部の一員だ。  幼馴染の紹介で知り合った彼女に携帯の番号...

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誰も見えない

 関西地方の話である。  元から木谷は霊感体質だったそうだ。地元にいると、彼曰く「変なの」が見えてしまうのが嫌で、進学する大学は地元九州か...

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赤ちゃんの泣き声

 休日の夜、上山さんはスーパーの帰りだった。  住宅街を歩いていると赤ん坊の泣き声が聞こえた。  まるで熱いものを押し当てられているよう...

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後ろからつかまえるように

 大学時代からの友人である佑介は、赤坂にある映像制作会社に勤めている。  現在はプロデューサーまで昇進したが、数年前までは現場でがむしゃら...

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眠る前にスマートフォンは開かない方がいい。

「昔は霊を呼ぶのにローソクを使っていたじゃない」  と森田さんは言う。 「最近は使わないですよねローソク」 「停電の時くらいよね。じゃ...

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屁こき男

 福地の地元では「屁こき男」と呼ばれる中年男性がいた。  その男はの身なりは汚く、一見して貧しいとわかるような格好だった。  もちろん周...

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線を何度も重ねた丸

横溝さんが帰路についていたときだ。 歩道に黒くて丸い影があった。 街灯を遮るものはその道では今までなかったので、最初は水溜りかと思ったそ...

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営業先の田舎

 生涯で一、二を争う便意だったという。  最悪なことに、営業先でコンビニやパチンコの類は一切見当たらない。  それどころかシャッター商店...

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