怖い話一覧

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もう絶対に釣りなんて行かない

「もう絶対に釣りなんて行かない」  合コンで知り合った男性から誘われ、千鶴さんは少女時代ぶりの釣りに出向いた。 「最初から乗り気じゃなか...

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祖母のお墓参り

 美津子が大好きだった祖母は昨年、お亡くなりになられた。  まだ学生ということもあり、月命日の墓参りは欠かさないようにしていたという。 ...

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病院のトイレで

「アイツ駄目かな?」 「駄目っぽいだろ」  梶原さんとAさんは友人の見舞いにきていた。    梶原さんがトイレに立つとき、電灯がふっ...

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ダイエット

 江川さんは長年の肥満を解消すべくスポーツジムに通い始めた。  滑り出しは辛さしか味わえなかったが、次第に体型が引き締まっていくことに快感...

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眠剤中毒

「今じゃもうコレが手放せなくって……駄目だ駄目だってわかってるんだけど……」  平野さんは小瓶を振ってみせた。  中身は全て睡眠薬である...

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首を振る

 墓参りから帰る最中、iPodにノイズが紛れ込む。  祐子は電車で一人、気がふれたように首を振ったという。

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自作PC

 飲食店でアルバイト勤務の洲崎さんが半年間みっちり教え込んだ後輩はパソコンオタクだった。  半年間、教育係りとして面倒をみてきたが、田舎に...

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スポーツジムにて

 金森さんは年始の健康診断の結果があまりに惨憺たるものだったゆえスポーツジム通いを決意した。  三十歳を超えてから身体は谷底を墜落していく...

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誰だお前

 有賀さんの職場の後輩が亡くなった。  病気でまだ三十代前半。  休職してからたった三ヶ月だったという。 「うち私服で仕事するんだけど...

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新宿ゴールデン街のミクさん

「悪霊はあんまりこないの。だってここら飲み屋街だから。寂しがりがくるとこだから」  と仰るのは新宿ゴールデン街の某飲み屋さんに勤めるミクさ...

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お焚き上げ

 たきあげ 0 【▼焚き上げ】  神社の庭でかがり火をたくこと。お焚き上げ。  持ち込まれたものは「魂ぬき」のお祓いを行い、焼いて供養す...

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全国のタカシさんへ

 ※石野という苗字は仮名である。  真夜中。  石野タカシさんは寝入りばなに、酔っ払いの奇声を聞く。それにまぎれて細い笛のような音が...

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七日連続で道を尋ねられている

 後輩の女の子は七日連続で道を尋ねられているという。 「尋ねやすい顔ってあるよね」  と私が言うと彼女は不服そうな表情を浮かべた。  ...

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心霊写真 三題

 赤石さんが友人の結婚式で撮った写真には、瑕が二つある。  大学からずっと親友グループだった新婦とミキちゃん。  二人は高砂前でニッ...

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私の話

 私は大学卒業後もしばらくモラトリアム期間を延長することに決めていた。  何をおいても最優先にしなければならない就職活動も、到底やる気が起...

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よいお年を

 大晦日。  北野さんは今年届いた年賀状のせいで、落ち着かない一年を過ごしていた。  結果として彼女は悲惨な目にはあわずに済んだ。 ...

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座敷わらし

 平井さんは八年勤めた制作会社を辞め、フリーランスのデザイナーとして働いている。  去年の秋から冬にかけてのことだ。 「本家のじいさまが...

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中央線にて、立川から新宿方面に乗っている時。

 太郎君が中央線にて、立川から新宿方面に乗っている時。  時刻は十九時前だった。  席はちょうど埋まっており、太郎君はドア前のバーを...

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マサさん

 マサさんは唐突に実母から三ヶ月前まで不倫をしていたと告白された。  当時、彼のお母さんは五十八歳。  相手は近所のコンビニの店長だった...

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コンビニ

 平河さんは視える人だ。  彼女の近所には最近、オシャレなイタリアンバルができた。  お店はビルの一階に入っており、二階から最上階までは...

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長い台詞

 エイジさんは言う。 「パソコンから寝息が聞こえてる気がするんだよねえ。もちろん俺は大人だからそれが気のせいだ幻聴だってわかってるんだよ。...

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小学校教師

 福島県の郡山市で小学校教師をされている伊上さんから聞いた話。  伊上さんが長年働く小学校でも、学校にまつわる七不思議の話しはもちろんあっ...

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東中野

「ほら新しくアトレ出来たでしょ? あの前あたりに」  宮本さんが乗り換えの為、東中野駅を通りがった時だ。 「路上ライブをしている人がいた...

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あなたは強い子立派な子

 ありがちな話ではあるが辻クンが中学三年生の頃、クラスでイジメがあった。 ターゲットは朝比奈麗子(無論、仮名)という可憐な名前を持つが、地...

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映画館 二題

 赤城が一人映画館に出向いたときのこと。  楽しみにしていた大作SF映画を鑑賞しながら、スクリーンの汚れが気になったそうだ。  白くぼう...

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出遭う人

「ピンクなのよ、ピンク」  織田さんは学生の頃、友人たちと山奥の温泉街に旅行した。  旅館の周りを散策していると谷にかけられた吊り橋を見...

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インターネットの履歴

 一人っ子の井口さんはお盆の帰省時、両親が最近購入したパソコンの動作確認を頼まれた。  原因は単純にプログラム過多だったのでアンインストー...

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小規模なレンタルビデオ店

「霊なんてその時までは見たことなかったんですけど」  保科君は眉を顰めながら思い返した。  同じ大学の友人が辞めるということで、それを引...

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表札

「貴志って書いて『きし』って読む苗字。珍しいでしょう?」 山田さんは向かいのお宅のことを話してくれた。 「昨年引っ越してきたの。とっつき...

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踊っていた。

 新宿駅。  草野が帰路にて小田急線南口を通りかかった時。  離れた位置からでも、隅の柱脇に女物の浴衣を着た人がいるのはわかった。 (...

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あーおーいーさんみゃーくー♪

 久留さんは改札を出た時、傘を会社に忘れてきたことを思い出した。 (帰ったらすぐにお風呂だなぁ)  濡れることを覚悟した久留さんはコンビ...

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ダルマ

 斉藤さんは大手建設会社(それはもう、私が逆立ちしたって入れない会社である)の経理部の一員だ。  幼馴染の紹介で知り合った彼女に携帯の番号...

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誰も見えない

 関西地方の話である。  元から木谷は霊感体質だったそうだ。地元にいると、彼曰く「変なの」が見えてしまうのが嫌で、進学する大学は地元九州か...

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赤ちゃんの泣き声

 休日の夜、上山さんはスーパーの帰りだった。  住宅街を歩いていると赤ん坊の泣き声が聞こえた。  まるで熱いものを押し当てられているよう...

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後ろからつかまえるように

 大学時代からの友人である佑介は、赤坂にある映像制作会社に勤めている。  現在はプロデューサーまで昇進したが、数年前までは現場でがむしゃら...

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眠る前にスマートフォンは開かない方がいい。

「昔は霊を呼ぶのにローソクを使っていたじゃない」  と森田さんは言う。 「最近は使わないですよねローソク」 「停電の時くらいよね。じゃ...

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線を何度も重ねた丸

横溝さんが帰路についていたときだ。 歩道に黒くて丸い影があった。 街灯を遮るものはその道では今までなかったので、最初は水溜りかと思ったそ...

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営業先の田舎

 生涯で一、二を争う便意だったという。  最悪なことに、営業先でコンビニやパチンコの類は一切見当たらない。  それどころかシャッター商店...

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河原にて

 柳中君は川の音を録音したことがある。  小田急線で新宿から一時間ほどかかる、とある川で録った。  せせらぎに混じり、 「かえりたいか...

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柊鰯

 一晩泊まった山本さんが彼氏のアパートから出た時、奇妙なものを見かけたという。 「枯れた葉っぱと、枝に刺さった魚の頭が飾ってあったの。何あ...

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