別府一覧

とあるファミレス

 ふと目に入ったレジの女性は、死んだ目をしていた。  団体の高校生の個別会計をやらされているのか……と同情したが、よくよく見るとちょっと違...

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テラスから

 牛山さんが秋葉原を歩いているとき、右手上空から飛んでくるものがあった。  反射的に顔を庇うと、右腕に軽い痛みが走ったという。  見ると...

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新しい職場

 この春に田無さんが配属された職場はやけに派遣が多かった。  数少ない社員に、なぜかと飲み会の流れで尋ねると、そっと耳打ちされたという。 ...

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猿に似た……

 メールで頂いた話。  我が家の近所にお住まいの岡崎さんのお話しをさせていただきます。  岡崎さんは御年86歳ながら、足腰も元気...

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心療内科で見かけた母子

 祥子さんが不眠で心療内科に通っていた時のこと。  診療を終えた祥子さんは混み合う待合室で会計を待っていた。  すると隣に同じように...

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ベッドと壁との隙間

 村橋さんが自室のベットで寝転びながら、当サイト「人から聞いた怖い話」を閲覧していたときの話だ。  ゴロゴロと寝返りをうっていると、ベッド...

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童貞

 竹田さんが安アパートに住んでいたときの話。  土曜日の夕暮れになると、決まって隣の部屋からセックス音が聞こえる。  当初感じた興奮も時...

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池干し

 その公園の池は、水を抜いて天日に干していた。  粕谷さんが通りかかったとき、池の底には巨大な眼が映っていたという。  眼はじろりと粕谷...

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イヤホン越しに

 ポッドキャストを聴きながらの帰り道。 「最近、ダイエットがてら一駅歩いて帰っているんだよ。残業で夜遅くなった日も……」  いつものルー...

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下水口

 神田川沿いの歩道を歩いていたら下水口が目に入った。  80センチほどの直径の穴から、動物が顔を出しているように見えた。 (タヌキ?) ...

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冬の季節

 冬が怖いと安子さんは言う。  中学校の下校時に迷子になったから、という理由だった。 「雪が降った日なの。十年に一度ってレベルの大雪...

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呼ばれた?

 未怜さんの家族は六人家族。両親と女四姉妹の三女。家族仲は昔から良いという。  彼女が中学二年のときだった。  ある晩、ラーメン食べに行...

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片思いのキャラクターに宿る

 霊が視えるタイプの晋さんは、新宿区荒木町で働いている。  職場の近くには有名なキャラクターショップがあった。 「……いるんです、そこに...

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向日葵の日

 三十代前半の桜井さんはつい最近、長年飼っていた猫を病気で亡くしている。  この辛さは筆舌に尽くし難い、という。  何ヶ月経とうがそ...

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「冥福祈られちゃってるよー」

 久保谷真美は今年で二十五歳。事務職。笑うと歯列矯正中のワイヤーが見える。  2chで体験談を投稿することが趣味だという。  ほぼ全てが...

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助けてもらえなかったら、楽しく人生を送ることもできなかった

 今は東京でモデル事務所に所属する比屋根さんは、東北地方の田舎の出身だ。  彼女は一度だけ霊体験があるという。  ストーカーや交通事故な...

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通い猫

 本山さんが中学生だった頃の話だ。  当時裕福ではなかった本山さんは一家でアパートの一階に住んでいた。  2017年現在よりも野良猫や野...

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舐めすぎじゃない?

 パァーン――鼓膜を殴りつけるような音に宮野は我に返ったそうだ。  見回すと、自分が赤信号の青梅街道のド真ん中にいることを知った。  訳...

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後ろから捕まえるように

 大学時代からの友人である佑介は、赤坂にある映像制作会社に勤めている。  現在はプロデューサーまで昇進したが、数年前までは現場でがむしゃら...

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幼少期の記憶

 岡崎さんは幼少期、放火したという。  だが、夢に近い曖昧な記憶だった。  脳裏に残っている光景は、マッチを擦って、通学路にあるガレージ...

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だれにもいえない

 もう二度と会わないことを条件に教えて頂いた話。  花中さんは彼女曰く「とんでもない田舎」出身だ。  北陸のとある地方。  町名はある...

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多田さん

 多田さんは二年後に実姉を殺害すると決めているという。  理由は飼い犬の命名権だそうだ。

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ガチ霊道

 フリーターである春田さんは以前コンビニでバイトをしていた。  八王子駅からはやや離れた、さほど大きくない交差点にあったそのコンビ...

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道了堂跡

 八王子は鑓水にある大塚山公園。  心霊スポットとして有名な道了堂跡はそこの頂上にある。  近隣で働く、三十代の女性であるAさんから人づ...

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しゅぽぽさん

 コピー機の保守点検を生業とされる冨田さんが、新宿駅は京王線ホームにて耳にした声かけ事案。  それは中年男性が、保護者と思わしき老夫婦と離...

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商法

 とある人には聞いた話。名は伏す。  本来『葬儀場』はお祓いをすべきだと、その人は主張する。  神奈川県西部の○○○という葬儀場はお祓い...

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斎場の霊

 葬儀社に勤めていた薫さんは不思議な体験をされている。  彼女自身は忙しさから仕事を退職したが、  ――あそこ祭壇の花と花の間から、...

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せっかちな人

 葬儀社に勤めていた薫さんは不思議な体験をされている。 「数珠パァーンなんて当たり前なのよ。あんまりに破裂するもんだから、数珠なかったら太...

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マンションエントランス

 合田さんは夜道、新築のマンションの前を通りがかった。  エントランスの自動ドアのすぐ向こう側に、黒い人影が大の字で張り付いていたという。...

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駅のホームでキャンディキャンディを歌った青年

 ヒロさんがホームのベンチに座り、新聞を読みながら通勤電車を待っているときだった。 「新聞読んでいたら耳に入ってきたんです。とても上手でし...

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