池干し

 その公園の池は、水を抜いて天日に干していた。
 粕谷さんが通りかかったとき、池の底には巨大な眼が映っていたという。
 眼はじろりと粕谷さんを睨みゆっくりと消えた。
「なにか良くないことが起きる気がしてしょうがないよ。地震とか……ミサイルとか」

The following two tabs change content below.

別府

管理人です。ビックリしたときのリアクションは子供みたいです。

最新記事 by 別府 (全て見る)